排水処理場から発生する産廃汚泥の処分は、企業にとって非常に難しい問題です。

産業廃棄物となるので、産廃業者に料金を支払って処分してもらう必要があります。

このため汚泥処分費を少しでも削減したいなら、汚泥乾燥機を設置する事を推奨します。

乾燥機能により汚泥中の水分を除去する事でコスト削減が可能となります。

但し汚泥乾燥機を選定するときは、幾つか注意点があります。

購入費用は安価な方が良いですが、こちらの要望するスペックを満たしているかが前提となります。

乾燥機メーカーに汚泥のサンプルを渡して実機テストをしてもらい、乾燥能力や乾燥時間を確認して下さい。

またメンテナンス性や運転調整しやすい機種がおすすめです。

汚泥乾燥機のタイプは色々ありますが、ドラム内に汚泥を投入し回転させ、蒸気で加熱乾燥する方式が主流です。

構造が比較的シンプルで扱いやすいところが人気の理由です。

臭気が気になるなら脱臭装置も併せて設置しましょう。